ヒューマンネットワーク高専が主催する全国の高専生・高専OB・高専愛などの高専人を対象にした交流会が今年は菅平にて開催されます。1%のマイノリティである高専人は、実は全国のどの高専人ともすぐに共感できるというネットワーク能力を持っています。そんな高専人も実はマイノリティゆえに企業内で高専人に出会わないままに埋没されている方もいらっしゃいます。多くの世代の高専人の方々と交流することでキット、高専人のあなたはインスパイヤされることでしょう。高専人のお子さんを持つご両親にとってもお子さんのそうした資質について先人たちの活躍されている講演などを通じて再認識していただけることと思います。
夏は、ラグビーの聖地、冬はスキーのメッカの菅平で今年の全国交流会は開催されることになりました。不便なのかもしれません。でも、夜を通しての語らいがしたいということなどは変えられないものがあります。翌日は場所を長野高専に移して第二部が文化祭会場の中で設けられるというのもユニークな平成最後の交流会です。
昭和の時代に生まれた高専のシステムは毎年1%の優秀かつ個性的なマイノリティのエンジニアを輩出してきました。大学とは異なる仕組みで中学卒から五年間のprogramで集中して産業に貢献する近しい実質的な実力のあるエンジニアを若い世代から行うというものでスイッチの入った少年が学生としての自我に目覚めて青年エンジニアとして巣立っていくというストーリーでした。今は専攻科も、できてさらに深く学究の道に進んだりする学生にも対応しています。学生時代に起業したりするのも高専ではごく普通のことのようです。
高専人同士を出逢わせ皆さんの活躍されている先輩の話や、苦労されている現場の方々の思いなどをさまざま学びコミュニティをさらに広げていくということで来る新時代に、さらに新しい形でヒューマンネットワーク高専の高専人交流の道も変身していくはずです。そんな貴重な現場で熱い体験をしませんか。