ペンチ三兄弟

ホームセンター関係のイベントが先週幕張メッセで開催されました。管理人は、クラス会が夕方から船橋で開催される予定だったので、里からこちらに赴き、何かモノづくりに便利な工具とか材料とかはないものかという観点で探していました。大きな会場を4つ使ったものでしたので最近のDIY女子をターゲットにしていたりDIY女優の中田さんを呼んだりとにぎやかでした。溶接・溶断もパーソナルな時代になりかつての高専の実習工場設備に萌えていた時代が奔流になってきた感じさえあります。

写真の物は、その会場で愛用しているニッパーなどの工具メーカーKEIBAの三点セットです全長で70mmほどなので普通の工具の半分以下です。こちらは燕三条のメーカーで創業93年の老舗です。切れ味は抜群で組み込みの里で当初米国のDIY市場の安さから工具セットを買い求めてきましたが今後のモノづくりをしてもらう若者にとっての工具の出会いが残念なものにってはとカンブリア宮殿で取り上げられていたKEIBAに乗り換えていました。

この三点セットは創業80年で企画されて商品化されたものですが、アクセサリというわけではなくて実用に耐えますし使いこなしとしてはこの小ささで高精度な噛みこみがとても有用です。写真で三兄弟が載っているのは居酒屋のコースターです。

古いノートパソコンの基板交換などではすこしへたったフレキ基板の挿抜などが難しいことに遭遇したりしますが、細かい小さな箇所でも、このようにしっかりとグリップして挿抜が楽に安定してできるのは便利です。

むろん、こうしたミニチュアの工具は通常工具の価格と比べればとっても割高なものですが、興味のある方は里においでの際にご紹介しますよ。

夏休みの追い込みだ

朝いちばんに電話をくれたのは、何度か来てくれていたA君だ。「組み込みの里は、今日使えますか?」「はい、どうぞ何時にこられますか」「10時半くらいに伺えます」「片付けておきますので、お出かけください」

夏休みも追い込みの時期なので、自由研究の課題作成を仕上げたいとのことだ。参考になるサイトを見つけて、相当するものを作成したいとのこと。なんとか必要な部品は里でご提供することが出来た。5年間の蓄積かもしれない。彼は、何度目かなのだけれど少し遠いので母上の車の運転で来ていたのだが、今は中学生になり自転車での道のりだけれども来れるようになったわけだ。

5Vの小型リレー
マイクロスイッチ
100kの可変抵抗
5mm LED
保護ダイオード 50V1A x2
モーター制御トランジスタ
抵抗 など
細いユニバーサル基板

モーター制御する何からしいが見守ろう

 

LED仕込みのアイロンビーズアクセ用パーツ電池込み250円

応援に行った秋葉原 UDX夏祭りでは、アイロンビーズにLED仕込みをしてCR2032かCR2025のボタン電池を挟んでテープで留めるというやり方でアクセサリを作るという今風の祭り夜店的なやり方でした。接触不良になるのは抗えずちらちらするのが良いという場合もあれば、祭りの間に取れてしまってもってくる女の子がいたりと残念な風景もあり、やはりアクセサリー用の補助パーツが必要と感じました。

 

電子手芸というか仕込み手芸として縫い付けるタイプで導電糸でシステム構成するLilypadというシリーズの商品があり、この中にスイッチ付の電池ホルダーがあります。こうした基板モジュールを活用するとアクセサリーとしてもスイッチがついていますのでひらせたいときに長持ちさせることが出来ます。写真は互換品のスイッチ基板で200円ほどです。文化祭でのイベントなどで展開するのはいかがでしょう。ボタン電池込みでも250円ほどになります。

 

ミニレーザーカッターの活用でグッズ作成はいかがですか

DSC_0233 1里に導入したレーザーカッターは、1.6Wの半導体レーザーをスケルトンのフレームでCNC加工機に仕上げた SmartDIYs社のSmart Laser Miniというものでしたが、やはり1.6Wのパワーでの応用ならびにATMEGAベースでの制御ボードでの処理能力のバランスなどが課題でした。パワーアップ企画として3.5Wのモジュールや制御基板のARM化などがありクラウドファンディングに応募してあったのですが、手つかずで放置されていました。もっと学生さん巻き込んで自由に取り組んでもらえるようにしないといけなかったですね。反省です。

 

 

 

img_7826 制御基板の更新ならびに、制御ソフトの更新で写真の取り込みも容易になり、コースターへの焼きこみなども簡単になりました。

文化祭でグッズを作りたい人にも有効でしょう。

加工エリアは300×230mm

 

img_7818 img_7817コントローラ部分の交換でレーザー部も3.5W品と交換です。

 

 

 

 

加工中は臭気が出ますが、簡易脱臭装置をつけていますので、蓋をしての利用です。ちなみに安全装置が蓋についているので基本的には開けながらの加工はできません。写真の例ではセンサーを洗濯ばさみで閉じるようにしています。

コネクターピンの圧着

組み込みの里ではQIコネクターを皮切りに少しずつ圧着を必要とするコネクターが増えてきたのでピンと工具について整理してみました。

SN-01BM

圧着幅3.9mm

SN-48BM

圧着幅7.5mm

qi QI

圧着幅3.9mm

 xh XH

圧着幅3.3mm

 ph PH

圧着幅2.6mm

 sm SM

圧着幅4.0mm

 pap  PAP

圧着幅3.3mm

 jst-l  JST-L

圧着幅6.9mm

3Dプリンターでの工具環境整備例

image imageimage組み込みの里では、3Dプリンターを活用して工具のフックを作っています。実際の工具の形に合わせて作りこんでCADの練習にもなっています。

 

 

 

 

 

樹脂でソフトタッチで噛みこむウォーターポンププライヤーの口を間違った使い方で欠けさせてしまったのですが、こちらもABSで作りこみました。

 

 

 

 

 

これは、中華半田ごての握りに穿かせる防熱カバーです。

コネクタピン引き抜きツールを装備しました

imageLシリーズやSMシリーズのコネクタを利用していくとピン引き抜きなどが必要になる事態が生じます。QIコネクターやPAP/PHシリーズではロックピンの爪をハウジング側で外せるのですが、これが出来ないタイプのコネクターとなり治具が必要でした。

image

左端はLシリーズ用のもの、右側のツールはピンの幅に合わせてハウジングとピンの爪側に挿入してロックを外すものです。

モノタロウで購入しました。

段ボール折り曲げカッター

MFT2016において、気になる工具を見つけた。

image回転型カッターで、段ボールに破線の切り込みをいれるものである。

この破線を切り込むことで、段ボールが自在に折り曲げができるようになり素材として活用できるようになります。

 

 

 

image工具室の棚にかけてあります。

[Perseus] RFのスペクトル体験環境の整備

PerseusWindows10へのホスト環境移管で更新に手間取ったRFスペクトル体験のSDR受信機だが、実際には従来使っていたVAIO-Xというマシンを専任で設置していたので、今回の移管では設置場所も含めた使いやすさには問題が残っている。

VAIO-XにはUbuntuへのシフトを任命したので、サイズの小さなマシンを棚に突っ込んでディスプレイだけを見せるというのもできなくなってしまった。Perseusの環境としては一台専任で稼働させておけば、残りはリモートアクセスということも出来るのだが、当面マシンの手当てと場所がない。

USBのデバイスサーバーをアンテナ収容口近くにあるアクセスポイントと含めて整備して、そこにUSB機器をいくつかつないでおくことで自在にシェアが出来ればよいと考えていますが、はたしてどうなることやら。この種のマシンのドライバーがきっと未署名でWindows10に対応するには、ZdiagなどのWinUSBへの対応ツールが必要になるのだろうとは想定内だが・・・。製品は既にどれも終息状態のものばかりで流行らなかったようだ。

http://buffalo.jp/product/wired-lan/device-server/ldv-2uh/

http://zadig.akeo.ie/