多賀様から、Arduino-UNO、Groove用シールド、スイッチサイエンスさんのArduinoを始めようキットのセットを3式寄贈していただきました。Arduino-UNOを利用していろいろと実験されたい学生さんに無償でご利用していただけます。
「IoT」カテゴリーアーカイブ
モノづくり体験色々
今日は高専の入試の日でした。本科生らの試験は終わりのんびりとしているかと思い、先般プリント基板づくりで止まっていたE君からの連絡があるだろうとは思っていましたが、昨日の土曜日に連絡があったのは、どこか遠い処からの利用申し込みでした。可能ですよと答えたものの、お住まいはわからずアクアラインの向こう側ということとお名前などから女性らしいということだけだった。
土曜の申込みはなかったので気が付くと昼少し前になっていて夢うつつでみた書き込みがどうやらFBのホームぺージ向けのメッセージとなっていたことに気が付き慌てて返事を送りアクセス方法などについての情報を知らせておいた。
ネットでわかったことは、小田原あたりから来られるらしい女性だということで、木更津までの距離や時間は先日の土浦から見えた方にちかい2時間半ほどになるらしかった。
日曜の朝になり、十時過ぎには来られるとお聞きして、とてもスイッチが入られてこちらまで来られるのだということも再認識しました。電子工作の入り口からはじめたいということでしたので、今どきのモノづくりに欠かせないArduino互換機の製作をお勧めして、最終的にいくつかのスケッチを動かして開発環境の構築ならびに電子工作体験の二つを今日の成果としていただくことにした。
幸い、Aitenodoモデルが液晶付きで破格のものの在庫があったのでこちらを勧め、またテープLEDでの実験などで先々のはかどりが見えそうな感触となった。大学時代に半田付けをしたことがあるのと、当時の実験ではブレッドボードも使ったことがあるらしかった。担当の先生が接触の悪さなどが起こることから毛嫌いしているらしいことなどもしれた。4月からの非常勤講師などでも心してのぞむ必要がありそうだ。
さて、里のお手製の基板バイスもつかってもらい先日来の小学生同様につかいこなしてもらっているのが、この写真だ。
開発環境として用意していた里のマシンはWindows10に移行してからArduinoIDEが正しく動作していないことがわかり、Windows10でもちゃんと動作している自前のSurface Pro2にお出ましねがうことになった。
気になっていたCH340Gいわゆる中華シリアルポートについては今は問題なく動作するのでWindows10でも問題がないことはわかり、別の理由で里のマシンはNGとなっているようだった。(要調査)
作業を進めていると、作業エプロンが振動しているとしらせてくれた。三時過ぎにE君がやってくるらしいとの連絡だ。彼は、昨日のうちに送信したつもりになっていたメールが送信されていないことに今回も気が付いたようだった。
これは、おそらく送信する前に受信箱の確認をしないことに基づく最近のメールサーバーの流儀に基づくものなのだが、むしろメールアプリ側で自動的にやってもらいたいくらいかもしれない。
前回は、PCB加工機が上下動作に支障があり基板作成に至らなかったので、こちらで分解調整して対処してあったものだった。
今回の経験で基板加工機の一連の作業をE君はマスターしたので、4月から始まる新しい年度では本科の最上級生として、電子創作同好会を発展させていってくれるに違いない。今回の基板は謎のShield基板であるらしい。
IoT罠プロジェクトの皆さんが訪問されました
管理人の西山です。マイペースでの運営を続けて早5年経ちました。年度末が近づき進級への取り組みに腐心されている学生さんもいらっしゃるかと思います頑張ってほしいと思います。
昨年末にクラウドファンディングで始まったIoT罠を使っておじいちゃん猟師を支援するという取り組みが無事に目標達成をしてスポンサーをされた方を対象に現地見学会が行われました。この方たちが組み込みの里に立ち寄られることになり、里はちょっとした人口急増でプチパニックとなりましたが、寒い中おいでいただいた方々に汁粉を振舞ったりしてにぎやかな一日となりました。
SNS活動では、顔見知りの人もF2Fで初めてお会いできたり良い機会でもありました。
これからIoT罠の製造調整などが始まっていくようですが、開発場所として地元高専生の方たちの協力を得てアルバイトとして展開していくというプランもあるそうです。
組み込みの里としましても、法人会員などの設定などを行い、平日でのご利用も可能になるようにしたいと思いますので、また更新がありましたらお知らせいたします。
ガイガーカウンターシールド基板を頂きました
シーエー様から、ガイガーカウンターシールド基板を複数いただきました。Arduinoの足を取り付けるとシールドとして使えるようになります。
シールドとしてでなく、AVRを載せても良いように設計されていますね。書き込み用のソケットランドもあります。
ガイガー管も搭載済なのであとフリーランドに液晶を取り付けたり、Bluetoothのモジュールを付けてスマホで活用したりといった使い方も考えられていますね。
ちなみにシールドにすると下側にソケットをつけて刺しますので三宝のようになってしまいます。サイズの観点からは、親亀子亀ではなくてコバンザメになるわけです。
詳細のリンクはこちらにありますが、使ってみたい方には、この基板はフリーで提供しますが、ほかの必要な部品を実費手配します。
[Bug Fix] 中華Arduino Unoのバグはパターン間違い
[挙動不審の中華Arduino] Faboの温度センサーが正しく読めないわけじゃなかった
Faboの動作確認をとっていたのだが、付け替えたはずの中華Arduino UNOでは温度センサーが正しく読めていないことが判明した。
左の写真をみてもらおう。
サークル時計の中央の表示はDS18B20による値で正しいと思われるのだが、後方の拡大液晶表示は更に9度も高い温度が表示されている。
何かが間違っている。
古いほうのイタリア製のArduino UNOでの測定結果は、後方のモニタも同様に27度と表示している。
ちなみに、このセンサーは電圧で温度を出力するLM61CIZは2.7Vで動作する温度センサーで-30度から100度の範囲を300mVから1600mVまでのアナログ電圧で通知してくれる優れものなのだが・・・。
どうやら怪しいのは中華のArduino UNO互換機だ。電源電圧が5Vかかっていないような雰囲気だ。ADの最大計測値は電源電圧だから低いと仮定した場合には、読み取り値が大きくなり結果として温度が高いと表示してしまったようだ。
手抜きをして、サンプルコードをそのまま入れて、中華製Arduino UNOの素性を明らかにしていなかったことが事態を引き起こしたということだ。
ちなみに手元にあったArduino Leonardoでも正しい値を表示した。
電源電圧を測定してみると若干中華Arduinoの電圧が低いのだ。ちなみに動作条件はどちらもUSBでPCと接続してIDEでサンプルを書き込みシリアルモニタで確認しているわけだ。
回路図から追ってみると、どうも接続していないはずのDC入力があるという判断をしてFETがカットオフされてUSBからの電源供給がFETに入っているダイオードの順方向降下が起きているようだ。ADCが動作するのは、その最大電圧に対しての計測なので、温度が高く表示されてしまったということのようだ。
さて、対策(補修)はどこだろう
IoTの地平線は1$以下の制御ボードが先兵か
STM社の8ビットコアが搭載された1$開発ボードです。
MCU: STM8S103F3P6
USB給電 レギュレータ搭載
3.3V
SWIM I/Fでデバッグ (ST-Link V2)
開発環境は、Cosmic-Softwareから無償提供、SDCCもあります。
Flash 8kB
EEPROM 640B
SRAM 1KB
I2C/SPI/UART/16bit TIMER 2/8bit TIMER 1 3.3VでのADCも内蔵しているので周辺装置拡張に向いていそうです。SWIMインターフェースが手に入ったらまた報告します。
10桁表示の蛍光表示管でカレンダー時計をつくりませんか
Aitendoで買い込んでおいた蛍光表示管モジュールである。FUTABA製らしいが、データシートは既にAitendoにもなくなっていた。電子工作をされている人が保存されているのが見つかり、こちらにも控えをとった。
Arduinoで作ったニキシー管時計の要領で、もう少し低圧を発生させればよさそうだ。表示管の在庫は2台あります。
流行の温度センサーDS18B20使って温度も10桁ならば時間と同時に表示が出来ますね。
Aitendo 7インチHDMI液晶モニターのケース報告
DragonboardにUbuntu (Linaro)を入れて環境構築(1)
(1) HDMIミニサイズモニターを正しく表示させる。
Linaro(Ubuntu)をインストールしたが、ミニサイズのHDMIモニター(800*480の5インチ)で確認すると画面が欠けていてメニューがフルサイズ表示させることができない。
Defaultでは、1024×768, 800×600, 848×480, 640×480の設定が登録されていたので
800×480を追加した。
(2)立ち上げで自動的に設定が整うように、追加手続きのスクリプトをlightdmの設定に追加しておいた。
関連参考サイトはhttps://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/HowToChangeMonitorResolution
(3) キーボードとマウスをPC側とシェアさせる。
synergy &キーボードとマウスをシェアするSynergyを支援しているので、これを活用して接続するのだが、Windows10側には、カスペルスキーが入っているのでセキュリティメニューにlocal portの開放手続きを登録してTCP/UDPの当該ポートの追加、サブネットプライベートアドレスとの接続を許可して動作確認できた。
Windows10をSynergyサーバーで登録
Dragonboard LinaroをSynergyクライアントで登録