パーツナンバー160043-1 @11.84USD
今回で三度目となる破損は、すべて底部給電点のインシュレーターが破断して、続いて支点となっていた上部のインシュレーターが同様に破断し、マウントが曲がってしまうという状況となっていた。
破断した給電点のインシュレーター底部は、硬質ゴムでしたが、3Dプリンターで使える素材としては強度の点から、まずはナイロン910を使うことにしました。
昨年9月に再建したばかりなのだが、この怪しげな季節を越えた暴風でアンテナが倒れてしまったのだ。全長7mほどになるDX-88は自立型で耐風速34mとのことなので35m以上の暴風圏に曝したということなのだが、ここ木更津も沖縄や小笠原並の暴風圏なのだろうか。
写真で解かるように、このバーチカルアンテナは可倒式のマウントにつけているのだが、毎回使うときに立てようとはいかずに今回のような事態で破損するということに陥っている。
前回の破損についても同様な形で強度的にはいつもベースマウントが壊れるようになっていた。毎回ベースアセンブリーを一式交換していたのだが、三度目になると対応策も進化する必要があると考えて、今回は曲がってしまったマウント部以外は自作対応することにして3Dプリントで破損した硬質ゴムの部品をナイロン樹脂で高密度出力し、かつ厚みをますなどして強度を高めることが出来るかどうかの挑戦をすることにした。当初は、ABS樹脂を考えたが、耐候性の点でABSは紫外線劣化が激しいということだったので手持ちのナイロンフィラメントを活躍させてみることにします。
ことの発端は、DX88の手配間違いで、ベースマウント部品のみの手配をしてしまったことが原因なのだが、なぜこの部品だけHygainのサイトでそのまま補修リストとは別に出てきているのかは不明だ。すでに二回ベースアセンブリーを手配してきたのだが、今回は間違えてマウント金具のみ手配してしまったので、この部品をベースにじっくり攻めてみよう。
とりあえず、最初の設計はThingiverseにあげてみた。
マウント金具が届くまでに部品は仕上げておこう。
PSNタイプのアマチュア無線トランシーバーキットTRX2Aに新しく強力なルーフィングフィルターが登場した。とはいえ、ダイレクトコンバージョンのこの無線機にとってのルーフィングフィルターとはローノイズでダイナミックレンジの広いフィルターということなのだろうか。本体の製作が途中で頓挫しているのだが、このユニットを手配して、合わせて再開することにしよう。
JUMA Roofing Filter FL2 is an enhanced filter option for JUMA TRX2 transceivers. It is a carefully designed dual band width high dynamic range roofing filter for CW and SSB. It is using 9th and 12th order low noise active filters with optimized slopes to enhance the near frequency dynamic range.
This filter is very easy to install. Just unplug the standard filter and replace it by plugging the enhanced FL2 option to the same pin header connector. It is compatible with the official JUMA firmware and with third party firmware. No adjustment is needed. JUMA Roofing Filter FL2 option is available as a component kit. |
以前からSDR実験用に購入してストックしてあったUSBドングルのチューナーだが、スペアナ応用のアプリケーションも開発されているようなのでFMワイヤレスマイクの確認用に構築することにします。このユニットは48.25-863.25MHzの範囲で受信可能な受信機ですが、この範囲で帯域2-3MHzで動作するSDRの構築事例が出ていましたが、スペアナとして帯域を広げた形で使うためのソフトウェアも発表されているようで、これを使って送信キャリアの確認をFMラジオの帯域を目安に確認できるように、先週復活したUbuntuマシンに実装したいと思います。
稼働するとこんな形で測定できるようです。