半田付けは、おろかブレッドボードでのジャンパー挿しもいらない環境が少しだけあります。マグネットで接続する構造で電子工作の不思議を体感してもらうというのが目的ですが、カスタムブロックを開発するキットも入手しました。
「電子工作キット」カテゴリーアーカイブ
ワイヤレスマイク チーム第2ステージ
前回集まった小学生チームが再集合した。男の子の五年生四人組である。知己の息子さんということで、新宿から五人乗りでやってくる。好天に恵まれて案の定、アクアライン大渋滞となり湾岸線経由でやってきた。仕掛りのセットを仕上げる子たちなのだが、取組みはみなさんバラエティに富んでいる。
さらっと仕上げた子を筆頭に、次の子が出来れば通信大会ということになるのだが、マイペースで黙々と組み立てが途中の子もいて、出力是正の修正も含めて二人が完成して、通話大会となった。さらに一人が問題点解消までして、一人は組み立てがようやく完成しようかという段階だ。
時間を持て余した、子たちは3Dプリンターでの造形デザインに取組み、123Designもマスターして自分たちの世界で気に入っているクリーチャーを作成して立体ビット絵のような形で完成させて出力した。高さ10cmほどの作品だが、蓄光青というPLAを使ってもらったので完成後、暗闇で光るのも楽しんでくれたようだ。
動作しないものの多くは、半田付け不良であり、また組み立て過程で生じた間違い実装や、パターンはがれなどによるものだ。少年たちの完成を急ぐ気持ちが組み立て途上であることを忘れて半田付けのし忘れや、誤ってリードを短く切りすぎて半田付けでは穴ふさぎのみとなっていたりする。ワイヤレスマイクでの作成問題はこれらで集約できてきたようにみえます。
次のステージは、電子工作でマイコン制御でオリジナルのものを作るという段階や、3Dプリンターでの所要パーツの作成といった形にステージアップしていきそうです。
地元高専の文化祭に無人出展させてもらいました
中華トランシーバキットの回路の謎
中華トランシーバキットの実体は、回路図に見られるように、2石のFMワイヤレスマイクとFMワンチップICラジオにスピーカアンプを付けた構成である。不思議な回路は、送信側のアンテナ系統にあった。送信出力系統に並列共振回路が構成されているからだ。
定数からは、共振点が113MHz辺りということなので知らべてみると中国国内での業務用ワイヤレスマイクが109-113MHzになっているようで、この周波数帯には影響が出ないように考慮しているようだ。BandEliminateFilterを構成しているということですね。
下記の回路図では、特に、このフィルターを削除していないが、元々の回路では出力が強すぎることもあり、R12とR5の定数変更で出力を抑えるようにしている。
お出かけ用スペアナデモセット
本日のパーツ
6桁LEDデジタル時計キットの製作・ハック
夏休みの課題材料として中華キットを各種入手していた。AitendoやAliexpressで、取り扱っている、ほぼ似た構成の時分秒表示のデジタル時計です。電源は6Vから12V程度の電池または直流電源が必要でリチウム電池でバックアップされます。
ソースコードはハックして起こしました。このサイズ(4KB以下)の8051の開発環境はフリーで使えます。チップセットは8051互換のCMOSFlashマイコン(AT89C2051)です。キットで提供されたファームが動かない場合(何かの理由で書かれていない、あるいは不足していた場合)には、書き起こしたコードで動かしましょう。書き込みツールも里には用意しています。
大型アクリルLED時計キット 温度表示付
大型LEDの温度表示付時計のキットです。
アクリルケースがついています。
搭載マイコンはSTC15F204EA 4kB 8051で温度センサーで温度表示をします。
NTC-MF52-10K が搭載されている。回路図は説明書には記載なし、改造などには調査必要