点滅制御が、得意なデバイスWS2812Bを使ってスタンドなどを提案しました。これを使ってブレスレットを作ったらマンマシンインターフェースとしても良さそうだという話です。という訳で透明なフィラメントを手配しました。PLAとABSとFLEXといった素材です。また、報告致します。
透明なPLAでサンプル出力をしてみました。
Robo3Dプリンターは、RepRapベースの3Dプリンターだが、KickStarter->中華ODMの流れとして低価格化の火付けとなった時代のものだ。使いこなすのに時間がかかり、活用が不十分なままになっている気がする。材料としてPLA/ABSが扱えるという触れ込みと、それらの特性の違いなどを理解しないと活用もおぼつかないということでもある。
ようやくPLAの良さが見えてきたり、中華ODMでの製造ミスなどがわかり解決したりしてきたことから落ち着いてもう少し改良を加えて使いやすくしたいと思う。
ABS対応ということではあるが、ケース構造がオープンであることから、Robo3DではABS材料を使うのは避けたほうがよいようだ。ABS材料では加熱環境下で製作しなければならないのが温度低下で急激な収縮を引き起こすからでもある。箱型になっている3Dプリンターでないと安定にABS材料での出力が出来ないということになり、最近は流行らなくなっているのはこうした取扱いにくさからのようだ。
組み込みの里では、ラップを捲いて対策をしてもみたりしたのだが、材料が大きな場合にはかなわないということになる。材料の移動スペースも見込んで大きな樹脂カバーを作っているひつもいるようだが、別のタイプの3Dプリンターで対応したいと思う。
PLAでの出力では、出力直後に逆に急冷して、固まらせることでサポート材料なしでも天板が出力できるとか、橋渡しが出来るという事例もある。Robo3DのForumでもこうした目的で改造してエアーフローを十分に与えようとしている事例もあり、こうしたことを少しずつ取り込んでいこうと思います。
フィラメント交換では、プリントヘッドを交換するフィラメントに対応して予熱しておいてセットされてからRETRACTして入っているフィラメントを引き抜く。
新しいフィラメントを挿入してスムーズに融けている感触が得られればOKでヘッドから材料が溶けて出てくるのがわかる。
PLA 180C
ABS 220C
Robo3Dプリンターの保守ができました。
E3D V6のヘッドファン配線変更
サーミスターの交換
フィラメント詰まりの清掃
Z軸のXバランス調整配線周りの組み直し
Y軸エンドストップの配線確認
Freeソフトの123D DesignでSTLファイル(3Dモデル)を作製できます。
金太郎飴式に作るモデルですと、SVG形式で2Dのデータをいれて入れて入れて123D Design内でextrudeして3D化できます。
現状FreeソフトのInkspace 0.91で作製した場合には、SVGのサイズが正しく取り込まれず拡大されてしまうという問題があるようです。ききり切り分けは済んでいませんが123D Design側でサイズ確認をして縮小することで対応しています。
100円均一で取り扱っていた名刺いれケースの仕切り板を作成してみました。黄色がオリジナルですが、ノギス、スケールで計測したものでSVGファイルを作成して123D Designで加工して出力しました。0.1mm厚で積層指示で作っています。