通信販売ではありませんが、組み込みの里の部品ストックから割と在庫豊富で利活用出来そうなものについて実費頒布いたします。現在QIコネクター(2.54)については、ハウジング・ピンともに余裕があります。工作初心者の方々の支援含めての活動ですのでご理解のほどお願いいたします。送料実費です。振込手数料のほうがおおくなってしまいますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。圧着機もあります。
「部品紹介」カテゴリーアーカイブ
10桁表示の蛍光表示管でカレンダー時計をつくりませんか
Aitendoで買い込んでおいた蛍光表示管モジュールである。FUTABA製らしいが、データシートは既にAitendoにもなくなっていた。電子工作をされている人が保存されているのが見つかり、こちらにも控えをとった。
Arduinoで作ったニキシー管時計の要領で、もう少し低圧を発生させればよさそうだ。表示管の在庫は2台あります。
流行の温度センサーDS18B20使って温度も10桁ならば時間と同時に表示が出来ますね。
小型リレー入荷
ニキシー管入荷しました (IN14)
(Solved)怪しい電子部品 DS18B20
スペック割れの嫌疑をかけられていた中華市場のDS18B20ですが、問題解決いたしました。
結論は、使い方のスペック割れで1Wireのスペックを満たしていないソフトウェアで利用していたことが判明しました。オリジナルのソフトウェアではリセットパルスが333uSで480uSの規格を割っていました。この問題は、おそらくシステムクロックの動作速度変更を行った段階で、1Wireのタイミング修正を行わなかったことに起因していると思われます。システムクロックの周波数からソフトウェアタイミングが自動的に算定されるようなdefineを指定することで解決されるはずですが、組み込み案件では、こうした問題で実機確認で終わりがちなので注意が必要ですね。
あいにくと8952(8051)のコンパイラでフリーで使えるものにはコードサイズの生成制限などがあり、とりあえず逆アセンブルしてHEXファイルからパッチすることにしました。
当該の1WireのバスラインはAT89S52のPort1のビット0を使っているので書かれているMCUかからイメージファイルをHEX形式で吸い出して、それからD52.EXEでリバースアセンブルして二箇所の修正ポイントを割り出して、リセットパルスとタイミングパルスのコードをバイナリで修正しました。結果は解決となりました。ただしくロジアナも解釈メッセージをつけて、デバイスが応答しているのも確認とれるようになりました。
RTCパーツ DS1302 (DIP8)入荷しました
MAXIMのDS1302です。最近扱いの時計キットなどに入っているのでパーツとして在庫しました。単価50円
8DFB同軸が割安かもしれない
バーチカルアンテナの復旧工事の過程で、同軸ケーブルの断線が判明した。8DFBへの移行を考えて調べたところ割安なお店を見つけた。取り急ぎ所要サイズの30mを手配したのだが、m辺り286円だった。送料込みでも、9445円と破格だ。同様に10DFBもあるらしい。
(続々)怪しい電子部品 DS18B20
さて、困っているセンサーデバイスの不良と、それによってもたらされるキットの対応が問題だったのだが、少し進展があった。
DS18B20は、本来はパラサイト給電で複数のデバイスをつけられるのが売りなのだが、この温度計機能つき時計のようにスポット一箇所のみである場合には、センサーを探索する必要はない。
まず、ここでパスとしているデバイスの検査は既存の時計キットにソケットをつけて交換動作で確認していた。
ところが検査環境を変えてパラサイト給電での試験をArduinoで組んだところ動作しないということが判明した。この点を見直して給電配線を変えたところ、探索ロジックが動作するデバイスがここでいうところのPass品であることがわかり、何らかのパラサイト給電に対するハード資源がおかしいということが判明した
failしていたデバイスもアドレスを指定しない(SkipROM)のコマンドで進めたところ温度センサーとしての動作には問題がないことがわかった。
中国市場で出回っている安い価格のDS18B20は故障モードロットが混在しているあるいは不良で落ちたデバイスが市場に出回っているように見える。使い方しだいで活用は出来るとしても、こうしたデバイスが混入していることを前提にするとものづくりは成り立たないかもしれないが、設計段階でこうしたデバイスを受け入れられることもキット必要なことなのかも知れない。
(続) 怪しい電子部品 DS18B20
ニキシークロック保守パーツの件
ニキシー管をつかった時計キットを作る機会があった。設計された方がチェコの方だったこともあって使われていた部品が少し見慣れないものだったので記載するとともに若干の予備在庫を手配した。githubでソース公開されている。
Arduinoベースでハードが設計されているので、Arduino UNOなどATMEGA328が搭載されている環境でチップ書き込みを行い、ソフトとハードの差異を埋める作業をしていた。基板のRevと説明書のRev相違などが課題だったが、基本的にArduinoに200V程度の高圧発生回路を登載し、フォトカプラーでATMEGAとは分離してKM155経由でニキシー管をダイナミック点灯します。高圧発生回路は、これがベースとなっていて555の代わりにATMEGAでソフト制御をしているということだ。最近でも使われているパーツは、基本的に中華マーケットで安価に手に入るが、趣味に走ったレトロなパーツは、そこにはちょっとないという事がわかった。