3Dプリンターなどの内部配線でも使っているSMコネクターですが、WS2812などのテープLEDで必要な3Pを追加しました。オス・メスともに圧着端子付きで下記の価格です。
ピン数 | オス | メス |
2P | 40 | 40 |
3P | 50 | 50 |
4P | 70 | 70 |
3Dプリンターなどの内部配線でも使っているSMコネクターですが、WS2812などのテープLEDで必要な3Pを追加しました。オス・メスともに圧着端子付きで下記の価格です。
ピン数 | オス | メス |
2P | 40 | 40 |
3P | 50 | 50 |
4P | 70 | 70 |
写真は、組み込みの里でカスタマイズして接着不要で組み立て分解可能にした電子工作用ミニバイスである。下の黄色はABSで作成したのだが、上部は最近気になって試していたポリカーボネートを利用していた。色合いは良いのだが、結着が弱いことが判明した。理由は、ホットエンドの加熱不足で、現在使用しているQIDI-Xproでは最高温度として250度までしか上げられないことが要因と考えられる。
また、テーブル温度は130度まで上げて行ったのだが、このバイスの要となる左右の咥えるパーツが反ってしまいNGとなった。今回の問題になった部分は、反りと結着不足だが、結着不足の箇所は左右に取り付ける星形プラグで連結させるストッパーと回転調整用のツマミだった。根本で結合が外れて折れてしまった。
強度的にポリカーボネートに期待していたのだが、もう少し高温設定が出来るプリンターでないと、使いこなせないようだ。高性能フィラメントが色々と出て来るのだが、プリンターメカの問題と共に温度制御をしているソフトウェアの問題もありそうだ。解決するまでは、ちょっとABSに戻ってみたのだが、こちらも同様な状況になった。フローを101%に増やして層間の結合を強くしてみようか。
やはり、250度ではポリカーボネートフィラメントの活用は難しいということが分かった。同色のABSを用いて従来と同様な形で出力を終えることが出来た。
2020年から始まる小学校でのブログラミング教育必修の流れを受けて、各地でブログラミングスクールでもスクラッチを用いたクラスが始まったりしているようですが、IchigoJamやArduinoを活用して電子工作との流れとの連携もいろいろと模索されているようです。里の開設以来お話しをさせていただいている教室ではLEGOからスクラッチに発展したりという流れで今さらに3Dプリンターの活用なども推進されているようです。
木更津市内でもいくつかのブログラミングスクールが立ち上がっているようで、母校の学生さんもアルバイト講師として活躍されている事例もあるようです。
組み込みの里では、電子工作というには厳しい掟を課しているので鉛フリーの半田で電子工作をさせるという大リーグボール養成ギブスのような厳しさではんだ付けの基本となる部材への加熱と半田の濡れを感じてもらえるようにしていますが、小学三年生のお子さんからこうした取り組みをさせていただいてきました。
スクールの方が電子工作を導入するのに体験したいということで訪問されたりする事例も出てきました。6年ほどの運営が続く中で宣伝もしない中で口コミだけでつながってきたということになります。実際に必要な機材や材料環境などの整備に面食らったりしているのも目にしていますが、こうした方々が増えて子供たちに刺激を与える機会が増えていけば幸いです。
いろいろな階層の方々に出来るだけ経験に基づく指導をしているのが実情です。
今日のお題は、テスターのノブ(ゼロ調整用)のむ3Dデータから実際にどの向きで出力させるかの違いについて実際の事例です。
データ自体は、こちらです。https://www.thingiverse.com/thing:2837097
回しやすいように角にでっぱりを配した設計ですね。
裏がわの軸にはVRと嵌合するようにギアが切ってあります。
最初に作ったのが軸を上にした事例で、上のものが生の仕上がり
下はリューターで仕上げたもの。
左側がツマミ面を上に出力したもの。右側は軸側を上にしたもの。相違は、ツマミ面を上にしたものでは、表面について加工が必要としない感じですが、軸を上にした場合にはRAFTを付けたこともありデザイン上少し凹んだ形なのでフィラメントが表面に盛り上がる感じになりました。この写真では既にリューターで加工してあります。
軸内部の嵌合部については差異はとくにみられませんでした。軸をしたにしたものでは、フリルの部分についてもサポート材との間にできる脱着層が0.2mmほど追加されてしまっているので、これを取り除く作業が必要になりました。
無駄になるサポート材をできるだけ減らしたいという観点では、今回のものは軸を上にしたほうが良いです。ケースバイケースでこうしたことを想定して出力する方向を見極めてやりましょう。
E君は、すでに春休みに入っているので学寮からではなくて、自宅から車で里に来られている。前回、作成した基板設計に問題があったそうだ。
今回は、その修正と追加基板の作成に来られている。前回と違って手慣れた動きになっているので、少しは早く帰れるかもしれないのだが、すでに二時間を費やしているからも、八時過ぎてしまうのではないかと危惧している。
T0.8の基板を二枚作りハトメで連結するので少なくとも今回の場合は四枚仕上げる必要がある。
これで出来上がると中華メーカーに製造依頼するというのが最近の流れなのだが、彼は初めての基板にちゃんとシルク印刷でメッセージをいれたいそうだ。それがうまくいかないのだそうだ。
いれたいメッセージは白黒で描いたHello Worldのロゴだった。里ではULPの機能を使っていれたことはないのでネット情報やマニュアルなどから何が間違っているのかを横からみているとはまってしまった問題が二つあった。
彼が作成したイメージは白黒ではあったが24bit諧調のBMPだった。少なくとも256色以下に減色しないと扱えないのだが、実際に白黒の描画したので気づかないというものだった。ツールは正しく減色しろというメッセージを出していた。
減色するにはPaintソフトでフォーマット変換して保存ということになるのだが、ここでは、この作業の際に名前を変えて保存することになりすなわちオリジナルファイルとは違うパスに置かれてしまうのだが、その点に気づかずにオリジナルファイルを参照していたようだった。サイズが減っていないことを指摘してパスが違うことを理解してもらい、いわゆるピクチャフォルダに変換後のファイルは保存されていた。
あとは彼の頑張り次第だ・・・
気が付けば、高専の学生Eさんはもう春休みになっていました。今日の課題は、ハトメで連結する両面基板の開発とのことです。いろいろとやっていると時間が遅くになりましたが、なんとかしあがりそうです。0.8mmの基板を二枚しあげています。
管理人は、里の泊り環境を向上するため懸案事項の排水口からの臭気到来を防ぐソリューションを開発していました。完成品はカスタム設計したこのトラップです。内径55mmの排水口に合わせて、およそ53mm径のユニットとしてトラップを設計してABSにて出力しました。断熱効果良好の新型マシンで出力すると背の高い出力でも安定して収縮もみられずに出力完了しました。設計はFusion360です。今回は、トラップなので回転構造を用いての設計をしています。
また、3D出力依頼されていたパーツも出しています。持ち運べる? 体に装着可能な外骨格の椅子を開発している金沢高専OBの花岡君が開発している試作品用のパーツです。先日、Robo3Dを貸出展開したのですが、安定度にかけるという報告などがあり取り急ぎ出力支援をすることになり、以下のパーツを作りました。
なかなか3Dプリンターの使いこなしは難しいということですね。外骨格の試作品に適用するには強度も必要で、ABSで60%充填+外殻3mm以上ということでした。