里にあるレーザー加工機SmartLasr-miniは出力1.6Wの半導体レーザーマシンです。
このため、紙の切り出しや、皮革や木材の上に焼き入れで文字や模様をつけたりといったことが使い方になっています。ここでは、表札作成を通じてデータ作成方法について記します。
作例はこんな形です。厚みで15mmくらいの板まで加工できます。
表札の文字データは、InkScapeで作成します。
文字の大きさは、文字のオブジェクトを選択して上下左右のサイズを拡大縮小して合わせる。
パスに変換すると、文字ごとに確認ができます。
最後にハッチング処理をプラグインで行いますが、色を指定しておくと塗りつぶしの密度を確認できます。黒のままではわからないので・・・
Inkscapeでは、EggBotというエクステンションを使います。
物理的なサイズとInkspaceでのサイズを合わせるには、SVG読み込みの際に90dpiのファイルとして読み込ませることで合致します。
ここでは、クロスハッチで角度を45度指定で行っています。パワーが少ないのでピッチは1mm程度にするとよいようです。細かくするとさらに時間がかかります。
試し刷りでボール紙などを置いて位置を確認してから、部材を置きます。
レーザーミニでは焦点距離を合わせないといけないので、部材に合わせてレーザーホルダーの取り付け位置を調整します。加工材の上に、基準板を載せて、そこにホルダーが当たるように調整します。