色々と騒がせてきた、新エクストルーダーによるRobo3Dプリンターの改修作業は、昨夜一段落した。
フィラメントの装着もRobo3Dのケース上部にある横スリットの向きに合わせた正立オープンリールの形式だ。
新型のエクストルーダーはコンパクトでモーターも軽くなり、初代のものから比べて高速動作をしても大丈夫な形になったようだ。試験的には90mm/Sで動作させてみたが問題ないようだ。オリジナルの設計は50mm/Sだったので、倍近い速度でも対応出来るようになった。まだ90mm/Sが保障できるわけではないのでまだ確認が必要だ。
フィラメントの経路にはPTFEのチューブを通していてこの経路でのフィラメント走行には支障がないようにしている。
よく問題になるE3Dのホットエンドの放熱部分でのファン取り付けがこちらだ。
ABSで出力してオリジナルよりも大きな4cmのファンを取り付けている。フィンへの取り付けとしては、形状としてスリットに引っかかるようにしておき、タイで取り付けている。このファンは常時ONの設定である。
ノズルはE3DのVolcanoです。
残り少なくなった際のフィラメントにありがちな巻き癖のついた状態がみてとれるが、フィラメントのけん引力も含めてスムーズな供給が実現できているようだ。Octave社のフィラメントは滑りもよいので、中華製のものでないと評価にはなりえないかもしれないが・・・
とはいえ、フィラメント交換のやりやすさも改善されたので使っていただく上での改善は一段階上がったと思う。
試運転途中で、青のフィラメントが底ついたのでChangeFilamentを行い黒のフィラメントに切り替えた。フィラメントの交換がスムーズになり、今回のエクストルーダーアップデートの意義を再確認できた。