久しぶりにラジオ製作に挑戦する少年が来た。
小学五年生のA君だ。ハンダ付けは初めてではなかったけれど、鉛フリーで作る中華ラジオ製作は大変だったようだ。
トランジスタの挿入ミスが一箇所あったが自身で確認して修正する際に電動ハンダ吸引機が稼動した。
組み上げた状態での電流チェックは範囲内だったがラジオの音が鳴動しない、電源のLEDは点灯しない。
LEDの電流制限抵抗のハンダ付けが芋ハンダ、他に三箇所ほど同様な芋ハンダがあり、これで鳴動した。状況を本人に見てもらいつつ半田修正をして対策し動作。
仮調整で時間となり、残りは宿題にしてもらった。ラジオとしての動作はしているので自己調整でもっとよくなるだろう。