銀婚式を前に、午後二時すぎから細君と散歩をしてきた。近在のペスト3のパン屋をめぐるというコースだった。南区に住んでいる私にとって横浜にあるパン屋は豊富だと認識しているのだが、あるサイトで目にした三軒とは。
馬車道のレェグラヌーズ
横浜橋のBellbe
元町のLesSens
というものだった。馬車道のそれと横浜橋のそれは十分認識していたので3番目が気になった次第である。
まずは、馬車道を目指して大岡川沿いを歩き最近はとみに再開発で浄化された黄金町あたりもいろいろな若い人たちの活動が見られるようになっていた。吉田町の裏手を抜けて、今年閉店目前の松坂屋を目指ししばし、有隣堂で時間をつぶした。伊勢佐木町に昔あった丸十ベーカリーはなくなってしまい、いまはヴィドフランスのみとなっている。馬車道のグラヌーズは和菓子屋からの転身でベーカリーを営んでいる。イートインで気軽にできたてのペストリーやサンドイッチそしておいしいコーヒーがのめるというとてもお勧めのスポットである。休日でブランチを自宅でとって午後からの散歩だったのでここではコーヒーとペストリーでティータイムとした。やぶきた茶アンパンはとてもお勧めである。細君はトルティーヤでまいたスパゲッティのロールを選んだ。
馬車道からは、元町を目指すことにして、 日本大通を目指して、さらに山下公園へ抜けて元町をフランス山から攻めることにした。目指すレサンスは元町プラザの三階にあった。フランス料理の店との共同といった佇まいであり、細君は、次回は料理を食べに期待度を高めていた。両端が窄まったスタイルのバゲットとカレーパン、塩味のクロワッサンを試しに求めて元町を戻ってきた。ここには、ウチキのパン屋もあるし、ポンパドゥルもあるのだが・・・。ユニオンで紀伊国屋のパンをさらに買おうとしたのだが本来の目的を思い出して留まった。
元町の入り口からは、いったん中華街を巻くように戻るルートでスタジアムの角まで戻り、横浜橋を目指す。途中に場外舟券売り場が出来ていたのは知らなかった。道沿いのファミレスも淘汰されて最近の安いタイプに切り替わりが起こっている。三吉橋の側から横浜橋を端から舐めるルートとなった。夕方の買い物の人出で賑わっている。ベルベは以前にもあったパン屋からの切り替えで出店したようなのだが、なかなか気の利いた店でちょっと横浜橋の雰囲気とはずれているかも知れないのだが、そこはケーキも置かずにパンのみで運営することで溶け込もうとしているようだ。とうぜんのごとく朝食用のバタールを買い込み、さらにはごぼうのエピまでも求めて夕食の主食はパンで占めることになった。なお、横浜橋には、もう一軒丸十早川ベーカリーというパン屋がある。
ちなみに、2ch情報では、「丸十とは、桜台にある丸十パン協同組合の田辺さん(「田」の字から丸十) の元で修行した職人たちが暖簾分けの意味で屋号につけます。 この田辺さんが日本で始めて米麹・ビール酵母でパンを創った職人さんです。 昔懐かしい香りがし、むにゅうっとしたパンです。主に惣菜パンが多いです。 」とのことです。