ウィルスミスである、最近はCGなど含めた映画の撮影技法が進化して、さまざまな表現が出来るので神がかり的な内容まで荒唐無稽なストーリーも二時間といった映画表現に収めることが出来るようだ。さて、そのウィルスミスを私が初めて俳優として認識したのは、インデぺンデンスデイ(1996)であり既に12年も経過していたのか・・・という感慨もある。相変わらず颯爽として風貌のウィルスミスは、青年から父親といった世代の役どころが増えているようなのだが変わらない気もしている。
ジョーハンコックという名前が、すでに神がかり的なものだったのかという思いは、何か世代を超えていき続けている人が人類を説得しようとしているのかという観点にたったものかも知れないと感じたりしている。ハリウッド映画なので、スカッとする終わりになっているのは皆、途中で大きく裏切られた上で安心してオチを期待できるものだった。