さて、松山ケンイチの作品は、毎回新しい何かを見せてくれるので楽しみである。
今回の作品では、また新たな色を出してくれたのではないかと思った。
松雪泰子のはじけ具合も、この映画の味わいだったと思う。最近の邦画は楽しい。
コミックベースの世の中になりつつあるのが日本の実情なのだろうけれど、国としての仕組みは追いついていないのが最近の諸外国でのコミックブームあるいはオタク文化の広がりとともに問題となっていることに気が付いていないのは、オリンピックでのふがいなさと合致するように感じる。国の政治も一度リセットしていくには女性総理にでもすることが肝要な気がするのは気のせいだろうか。戦争を戦い抜く気概があるのは、ソフトボールチームなどから学び取るべきだと思う。