サンディエゴから戻ってきて少し日本の活動を始めました。日本のお客様を回りつつまた、お客様をお呼びしてのトレーニングという集合形式でのイベントをサンディエゴのメンバーを交えて進めました。来日したメンバーの資料準備や環境セットアップなどを行い三日間のセッションでの質疑・進行・補足通訳などを行いました。サンディエゴの仲間であるインド人のスーディプトさんとカウムディさんとをガイドして、週末は日光に旅行をしてきました。 恵比寿の駅で彼らをピックアップして、浅草から特急でと考えましたがあいにく当日では特急券は売り切れでした。快速にのることにしてあまった時間で浅草駅構内でモーニングサービスをとりました。玉子とサラダとトーストとドリンクという組み合わせは日本ではポピュラーなものですが、彼らにとってははじめての体験だったようです。トーストや玉子にチリソースを付けたりするのは、やはり辛いものがベースに必要なようでした。 インドの方でしたの快速電車で車窓から日本の収穫を終えた田園風景を望みつつの旅は満足そうでした。東武快速は6両編成で日光まで行くのはそのうち二両で、下今市で切り離されます。残りは、鬼怒川をさらに北上します。下今市からは、二駅しかないので、立っていてもすぐつきました。 帰りの特急のチケットは購入できましたが、さすがにAMEXは使えなかったようです。しっかりと領収証をもらっていました。バスの停留所は溢れていたので、天気もよいし彼らにとっては町の風景そのものも旅ですから歩いて日光山を目指しました。 商店街にそってのハイキングは中々彼らの興味をそそるものだったようです。途中の銀行のキャッシュディスペンサにトライしましたがCirrus対応のものはありませんでした。まだまだ日本はカードの国ではないようです。 一汗かくとようやく神橋に到着です。あいにく神橋自体は工事中でした。大谷川を見下ろしつつ写真にふけっていました。まだ土曜日の昼前だったので小学生の下校風景に遭遇しました。まだ日本では土曜日に学校があるのです。 日光山に入ると入り口には、おおきな杉が林立していますが、カリフォルニアでは100メートルにも及ぶ木があるそうで次回サンディエゴにいったおりには郊外へのハイキングにトライしたくなりました。東照宮にある日本庭園では鯉をみたり隣接する宝物館を見学しました。神様が描かれている掛け軸などではそれぞれの神仏像について教えてもらいました・・・。仏像の源流は天竺ですから確かにその通りでした。 東照宮の主要なところには、1200円の拝観料が必要になるようでしたので、雰囲気を味わいつつ散歩にとどめました。ごく普通の御茶屋さんで昼飯にしました。うどんとそばの選択から鳥うどんとなめこうどん、そして私はざる蕎麦を選択しました。ざる蕎麦には興味深げでしたが、あたたかいほうが好みのようで汁まで残さずに食していました。 デザートにはアイスクリームという要望でしたが、日本にしかない特殊なアイスクリームである「雪見だいふく」へのトライを進めたところ大変気に入ったようでした。rice cakeにくるまれたice creamからbean jamのノーマルなバージョンは考え及ばないようでした。 バス停まできて中禅寺湖行きの時刻を確かめたところしばらくない様子でした。歩いて次のバス停まで行こうとしたところ遅れていたバスが到着しました。満員のバスでしたが日光山に入ろうとする人がかなり降りて我々は皆座れました。いろは坂を渋滞で進みましたが風景が良いので二人ともブーイングは出ずゆっくりと旅を楽しみました。 中禅寺湖までくると帰りの渋滞の時間を考えるとあまり時間がなく、茶ノ木平までのロープウェイにトライして空中からの紅葉見物にしました。3時を少しまわったところでしたが残った日差しがすこしあり紅葉を堪能できました。茶ノ木平からは中禅寺湖を一望してロープウェイで往復してもどりました。華厳の滝は、先日の雨の影響もあり、迫力在る量でした。帰りのバスは始発でしたのでゆっくり座れて夕映えのいろは坂を見ながら帰途につけました。残念ながら予約した特急の時刻には間に合いませんでした。bean jamの入っている酒饅頭を買い求めて、ほおばりながら日光駅でさらに特急券の払い戻しに成功してせんべいを買い求めて快速電車で賑やかに話をしながら帰ってきました。日常的な会話を楽しみつつ自分の単語能力の不足を電子辞書で補いつつ勉強になりました。 夕食は、しゃぶしゃぶが食べたいという彼らの希望にそって私の携帯のインターネットアクセスできるWAPブラウザで検索した結果渋谷のスエヒロに向かいました。地図付きで無事到着してアルコール抜きで3人で二皿平らげてしまいました。最後にいれたきしめんも、ランチのうどんの仲間だということで、綺麗に平らげてしまいました。ここではさすがにAMEXのご利益があったのでご馳走になってしまいました。楽しい食事で締めくくり、山の手線で帰り恵比寿の駅で別れました。 彼らは無事、日曜日のフライトで帰国しました。これから何度か相互に訪れる仲間との、生活のピンポンを楽しめそうです。 |